デザインの美しさによって社会的認識を変える

「Japan Innovation Leaders Summit 3.0 Sponsored by Accenture Digital」というイベントが都内で開かれたようです。

codeiq.jp

 

いろいろな分野からゲストが登壇していたようですが、その中でもデザインエンジニアの肩書きをもっている山中俊治さんの記事が目を引きました。

外装をつくろって人に似せるのではなく「構造そのものが洗練された美しさを持つ」こと

人間の身体に似せて作るのではなく、デザインとして美しく見える形でつくる。

義体としての役目「人間の体の代わりとなるパーツ」を発想の転換で、パーツがもつそのものの美しさをデザインして提供することで、社会的認識を変えることに成功しています。

アニメなんかではよく義体がメカニック的にカッコよく描かれていることがありますが、アニメや漫画の世界が現実になっていく日は近いのでしょうね。

 

Prototyping & Design Laboratory | 東京大学生産技術研究所 山中俊治研究室

 

Aboutページに書かれている山中教授の言葉は、デザインをする側としていつも気にかけていたいですね。

デザインの役割は、ただ製品の意匠や広告,パッケージなどの美的側面に関わるだけではなく、「ユーザーと人工物との関わり全てを計画し、幸福な体験を実現する技術」になりつつあります。